世界が向こうからやってくる

『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』の イラストブックレビューです。

世界50カ国、1000人以上ビジネスマンたちと出会ってきた 次世代の起業家が提案する、世界を舞台にして働くための入門書。

グローバル世界と言われて久しい昨今。でも、現実として自分のまわりは 日本人だらけ。英語を話す必要性も感じない。 しかし、日本のこれまでの働き方では今後厳しくなっていくのは 事実なのでしょうね。 実際に上司は外国人だから英語でしか相談、報告できないとか、 外資系でなくてもそういった状況がすぐにでも訪れるのかもしれません。 楽天やファーストリテイリングではTOEICを社員全員が受けること、 取得点数を設定されたことで一時期ニュースになりましたよね。 本書はそういった現実的な状況を解説し、そのうえで世界という 舞台に興味を持って活躍している人たちの考え方、世界を選んだ理由などを 紹介しています。 世界がボーダレス化している中、外に目を向けようとしない日本は 非常に厳しい状況である、というようなネガティヴな状況であると言えます。 しかし、著者はその考え方を一転し、今の若者は『世界を楽しめる状況だ』 と主張しています。 むしろ、日本で生きていくには窮屈だなぁ、とか、これってすごいことなのに なんで日本では評価されないんだろう?なんて考えを持っている人には 世界で活躍する素質が大いにあるわけです。 そして、後半では具体的な行動や方策について解説。 海外で働く方法としては、どんな種類があるのか。 英語を学ぶための手法、そして世界を舞台にして働く、という心構え。 順を追って説明しているので、イメージとしてつかみやすいです。 就職を考える際に、たとえば地方から東京に就職するような感覚で、 海外を就職先に選ぶ時代がやってきているのかな、と思います。 それは不安や恐れも伴う事ではあります。その壁のように見えるものは 実は壁ではなく、扉なのです。扉を開けると、新しい世界が、そこには 待っている、と著者は述べています。 世界へ開く扉はこんなにも広く多彩であり、期待に満ちている、 そんなメッセージが込められた、ワクワクする本でした。

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