今週印象に残った一冊

12月になりました!

今月も子どもの行事やら自分の飲み会やら

年越しの準備やらで忙しくなりそうです。

体調に気をつけてまいります。

みなさんはどんな1週間を過ごされましたか?

今週、印象に残った一冊をご紹介します。

熊倉献さんの『春と盆暗』です。

盆暗(ぼんくら)とは頭の働きが鈍く、ぼんやりとしていること・

さま。

まさに盆暗と言える、大人しそうでそんなに積極的ではない、

どこにでもいそうな普通の男の子たちが登場します。

女性たちも、やや大人しめではあるけれど、ちょっとした問題を

抱えているような、でも表面上は全く問題がないような子たちです。

変な客に絡まれてもニコニコといつも笑顔の、バイト先のサヤマ

さん。嫌なことが起こったとき、彼女はある妄想をして事態を

乗り越えていたのだ!どんな内容なのかというと

月面を思い浮かべてそこに思いっきり

道路標識を放り投げるんです

…というものだそうな。

「へ、へぇ〜 そうなんだ…(汗)」と引いてしまいそうなもんですが、盆暗男子は違います。サヤマさんの妄想について考え、サヤマさんに説明を求めたりするのです。そして、トラブルが起こった時、彼なりに考えた行動で、サヤマさんを助けようとするのですが…。

盆暗男子というのは、周囲の人が見落としてしまうような出来事も、通過してしまうことなく、拾い上げて見つめることができるのかもしれません。

女の子の頭の中に広がる妄想の世界。自分もそこに飛び込んで

一緒に楽しみたい。救い出したしたいとか一段上からではなくて、

あくまでも同じ場所で、同じものを見、感じることを大事に

考えているところがいいですね。

そうした彼らの思いが、絵の中に登場すると、妄想の非現実な

世界なのに、その中にいる二人がとてしっくりとはまっているの

です。

こうした妄想の世界の描き方が、また非常に上手い!

こういう世界を漂っているのか!と納得できる情景です。

自分の妄想世界を、盆暗男子と分け合った女子たちは、臍を

曲げてみたり、むくれてみたりしていますが、その後の共有感で

一歩距離を縮めていく様子が可愛くて、思わずニヤニヤして

しまいます。

不思議だけど、どこか懐かしいような、でも全然知らない世界の

ような。そんな世界を中心に、外側にいた二人が、少しずつ

近づいていく、恋愛物語のコミック。その世界観や、妄想女子と

盆暗男のピュアなやりとりが好ましく、何度呼んでも満足度の

高いお話です。

先週立てたこの1週間の目標は

●1日1記事を更新する

●イラストに色をつける

でした。無事に達成することができました!

次の一週間も、同じように更新することを自分の目標にします。

〈今週 読了した本〉

『ますます眠れなくなる宇宙のはなし』

『時をかけるゆとり』

『ことばの食卓』

『サバイブ』

『春と盆暗』

『コミュ障は治らなくても大丈夫』

『図解 脳に悪い7つの習慣』

〈現在 読書中の本>

『黒魔術の手帖』

『論理パラドクス』

〈今週購入した本〉

『時をかけるゆとり』

『ことばの食卓』

『うらおもて人生録』

『書店ガール6』

『春と盆暗』

『サバイブ』

『コミュ障は治らなくても大丈夫』

『図解 脳に悪い7つの習慣』

『寝ても覚めても』

『オン・ザ・ロード』

『未来の年表』

『医者が教える食事術』

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