子どものプロからの、肩の力が抜けるメッセージ

『子どもはみんな問題児。』の

イラストブックレビューです。

「ぐりとぐら」の作者であり、保育士の経験を持つ作家、

中川季枝子さんが子育て中のお母さんに伝えたい、

子どもの本質と育児の基本。

育児中の親というのは、気を張り、目を離さず、

そして子どもの成長に悩むものです。

しかし、著者は『子どもは子どもらしいのがいちばんよ』、と

保育士時代の経験を交えながら、親の心をほぐしてくれるような

数々のメッセージを与えてくれます。

私は末っ子で、自分より小さな子供を見る機会は少なく

我が子を育ててみていろんなことにびっくりしました。

なんでも触ろうとするし、危ないことをしようとするし。

少し大きくなれば、汚いしうるさい(苦笑)。

これまでの育児については、周りに迷惑をかけてはいけない、と

我が子に対して随分口うるさくいろいろ行動を制限させるような

発言をしてきたように思います。

どの子もみんなすばらしい問題児です

子どもはたいがい臭いものです

子どもは自分丸出しで生きています

ナンバーワンは、お母さん

などなど、子どもに対して『ああ、こんなに目くじら立てなくてもいいのね』

という気持ちにさせてくれます。

そして、そこに子どもたちのエピソードが。

これも楽しくて、一生懸命で全力で生きている子どもたちの

姿が見えます。

そうやって、子どもを見ている、見守る、そして必要な時には

手を出す。それくらいの距離感で育てるのがちょうどいいのかなと

思いました。

いやあ、実際はそうもいかないんですがね。

心構えだけでもそうありたい、と思えるといいのかなと。

こんな保育士さんがいたら、子どもたちは幸せでしょうね。

うちも上の2人の子どもは保育園に通いました。

保育士の先生たちはいつも子どもたちをよく見てくれていて、

時には育児の相談に乗ってくれたりもしてくれました。

本当にお世話になって、親になる手伝いをしてもらったなと

今でも感謝しています。

そうした、子どもに理解を示してくれる人が周りにたくさん

いると、世の中のお母さんも少しだけ育児が楽になるのかな、と

思います。この本もそうした助けの1つになるでしょう。

頼れる母親かと言われれば自信はないけれど、

子どもが安心できる場所であるような母親でいたいな、と

本書を読んでそう思いました。

ぬこのBOOK ROOM

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